スポンサーリンク
スポンサーリンク

パイオニアX-HM76でネットワークオーディオを導入

スポンサーリンク
スポンサーリンク

DSC06617_2018-12-02DSC06615_2018-12-02

私の部屋のオーディオ・システムを、ネットワークオーディオにして小型化し、CDプレイヤーなどの可動部分をなくしてしまいました。 今までの巨大なスピーカーとCDプレイヤー、アンプなどはいったい何だったのだろう?と思うくらい、音も使い勝手も良くなって満足しています。

スポンサーリンク

ネットワーク・オーディオとは

ネットワークオーディオとは、音楽を聴く手段として、ネットワーク(コンピュータネットワーク)で接続されたオーディオ機器を用いる形態・概念。ネットオーディオと略されることもある。
デジタル音声データを再生するために機器を接続する方法の一つであり、家庭内などの小規模LANや、場合によってはインターネットを介したネットワークに接続して構築される。

上記はウィキペディアからですが、もっとわかりやすい引用は下記。
ネットワークオーディオは、一台のNAS(ミュージックサーバー)に、数百曲、数千曲もの音楽データを保存し、この音源をネットワークオーディオプレーヤーで再生する、新しいオーディオのスタイルです。
 音質の良さ、操作のしやすさなど、これまでのオーディオシステムにはなかった数多くのメリットがあります。

ソニーのテレビ・ブラビアでDLNA

私の部屋にあるソニーのテレビ・ブラビアはDLNA(Digital Living Network Alliance)対応なので、それを使ってリビングに置いてある8TBのNAS(Network Attached Storage)に入れてある音源(主にFLAC形式のファイル)にアクセスして、それをアンプを介してスピーカーを駆動していましたから、実質的にはすでにネットワークオーディオを実践していたといえます。 ちなみに「DLNA」というのはすでに古い用語で、この団体自体は役目を終えたということで、2017年1月5日に解散が発表されています。

Digital Living Network Alliance(略称:DLNA(ディーエルエヌエイ))は、家電、モバイル、およびパーソナルコンピュータ産業における異メーカー間の機器の相互接続を容易にするために2003年6月に結成された非営利業界団体(米国、オレゴン州)であり、同団体が提唱するガイドラインである。結成当初はDigital Home Working Group(略称:DHWG)と名乗っていたが、2004年6月に現在の名称に変更された。

省スペース

すでに書きました通り、今年10月にインターネットプロバイダーをNURO光に変えてから、固定電話も廃止し、部屋の模様替えをして、オーディオ装置を省スペース仕様にしようという考えていました。

パイオニアX-HM76(S)

そこでいろいろいろなシステムを検討してきたのですが、私としてははじめていわゆるミニコンポを導入することにしました。 最近はそんなに真面目に音楽を聴くこともなくなってきたので、小さめで省スペースのコンポでも十分な気がしていました。 そこで選んだのが、ミニコンポとはいえネットワークオーディオに完全対応したパイオニアの「ネットワークCDレシーバーシステム X-HM76(S)」。 Amazonで 3万3761円。

2018-12-02X-HM76(S)
https://jp.pioneer-audiovisual.com/audio_sys/highres_minicompo/x-hm76/lineup/

とてもコンパクト

中央にCDプレイヤー一体型のレシーバーと左右のスピーカーという実にコンパクトなシステムです。 しかし有線LAN、無線LAN(WIFI)にも対応している本格派。 CDプレイヤーもついていますが、私は基本的に使いません。 しかも残念なことにこのCDプレイヤーからはリッピングすることができないようです

2018-12-02products01_zoom2018-12-02products02_zoom

上の棚に載せてみた

かなり天井に近いところに以前に自分で取り付けた棚にこのミニコンポをセットしました。 こんな薄い板の上では、スピーカーの共振などが心配でしたが、実際に鳴らしてみるとほとんど問題なし。 実に省スペースに仕上がりました。 しかし場所が場所だけに、ほとんどすべての操作はリモコンで行います。

DSC06611_2018-12-02DSC06612_2018-12-02DSC06613_2018-12-02DSC06614_2018-12-02DSC06615_2018-12-02

NAS(Network Attached Storage)から音楽を再生

このレシーバーには、前面と後面にUSBポートがそれぞれありますので、USBメモリーやUSBハードディスクをつないで再生することも可能ですが、せっかく有線LANも無線LANも接続してありますので、基本的には有線LAN経由で離れた部屋に置いてある8TBのNAS(Network Attached Storage)のファイルを再生することにしています。 コンポ自体は、こんな椅子に上がらないと手の届かないところに置いてしまいましたが、一応リモコンもついています。 しかしそのリモコンは、初期設定のために使っただけで、その後は使う必要なし。

スマホやタブレットのアプリで操作

使い勝手の悪い付属のリモコンなどは使わずに、今どきはスマホやタブレットに無料のアプリをインストールして使うのが普通です。 私も、手持ちのアンドロイドのHUAWEI P10 liteとiPad mini3にそれぞれアプリをインストールして、それをリモコンとして使っています。

本体に液晶画面

レシーバーの本体には、そこそこ大きな液晶画面がついていますので、そこにアルバムアートやアルバム、楽曲情報が表示されますが、何せレシーバーは天井に近い上の方に置いてしまったので、ほとんど見えません。

DSC06616_2018-12-02DSC06617_2018-12-02DSC06618_2018-12-02

手元のスマホやタブレット画面で

そうした情報やアルバムアートは、手元のiPad mini3とかHUAWEI P10 liteの液晶画面で参照することができますので、かえってこちらの方が便利です。 さすがにNAS(Network Attached Storage)からの呼び出しだと曲のスタートに若干時間がかかりますが、それもほんの数秒程度のもの。 それ以外は、ストレスはありません。

DSC06619_2018-12-02DSC06620_2018-12-02DSC06621_2018-12-02

USBハードディスクも試したが

後面のUSBポートにハードディスクをつないで、そこからローカルに音楽を再生することも試してみましたが、ハードディスクのカリカリ音が意外と気になったので、それはやめました。 ネットワークになるべく負担をかけたくはなかったのですが、あのカリカリ音はとても気になって、音楽どころではありません。 その点ネットワークであれば、そんな音の心配は無用です。 それに実際には音楽程度だとネットワークのトラフィックの心配をするほどのことはなさそうです。

パソコンからも再生可能

ネットワークですからもちろんメインパソコンからも再生可能です。 その場合、DLNAサーバーになるようなソフトを入れる必要がありますが、手近なところで言えば、たとえばWindows Media Playerのような標準ソフトも対応していますから、それをプレイヤーとして使えば、パソコンから指示を出して天井のミニコンポで音楽を鳴らすことも簡単にできます。 その他、たとえばソニーの「Music Center for PC」のようなソフトもそうしたサーバとして使えます。

光入力端子

このレシーバには光入力端子もついていますので、ソニーのテレビ、ブラビアからレシーバに光ケーブルで接続しておきました。 これは、NAS(Network Attached Storage)に入れてあるビデオを再生するときに、音声をテレビだけでなくミニコンポからも出して迫力のあるものにしようという意味です。 もちろんテレビの音をコンポで聞くこともできますが、まあそんなことは少なくとも自室ではしませんね。

ピンジャック入力

RCAピンジャック入力も1系統だけですがありますので、パソコンなんかとつなげば、パソコンの音を直接ミニコンポで鳴らせますが、私の場合はそのようなことはほとんどしないので、接続はしていません。

AM/FM放送、インターネットラジオ、radiko.jp対応

私はほとんど使いませんが、AM/FM放送はもちろんのこと、インターネットラジオやradiko.jpにも対応しています。 ちょっと聞いてみましたが、世界中のインターネットラジオを聞けますし、radiko.jpも聞けるのでなんだか得をした感じ。 でも私は実際にはほとんど使いませんが。

AirPlay、Chromecast、Spotifyにも対応

スマートフォン、タブレット、PCなどに保 存した楽曲をワイヤレスで再生することができます。 またストリーミング音楽も可能。 でも私は使いません。

ハイレゾ、Bluetoothにも対応

ハイレゾ音源をダウンロードしてくれば、そのままハイレゾ再生も可能です。 しかし私には興味なし。 またBluetoothを使って、手元のスマホなどに入っている音源を再生することもできますが、私はそんなことはしません。

難点は?

唯一惜しい点は、すでに書きました通りせっかくCDプレイヤーがついているのですが、これでリッピングすることができない点くらいか。 これでローカルとかNAS(Network Attached Storage)にリッピングさえできれば最高でした。

サーバーを見失う

あとはネットワークサーバーを時々見失ってしまうこと。 これは電源をオンオフすれば治りますが、ちょっと面倒くさい。 メインパソコンを見失うことはほとんどないようですので、メインパソコンを音楽サーバにすることも検討してもいいかもしれません。 音源としてのCDを廃止する以上は、今度は音源のイメージファイルやFLACファイルが極めて重要な存在になりますので、それのバックアップの意味も込めて、いろいろなところに音源ソースを保存しておくのは悪くないかもしれません。

音は自室用としては十分

今までは大艦巨砲主義のオンキョーの巨大スピーカーを使っていましたが、古いものだったためか、むしろこちらのミニコンポに変えてからの方が、音がすっきり鳴るように思います。

ソニーの古いCDプレイヤーはオークションへ

今までは何と20年も前に発売された、ものすごく古いソニーのCDプレイヤーを使っていたのですが、はじめはそれを粗大ゴミとして廃棄しようと思っていました。 回収費用に400円程度かかります。 しかしたまたまヤフーオークションを見ていたら、同じ中古のCDプレイヤーが、結構な値段で落札されていました。 そこでダメ元でヤフーオークションに出してみたら、何と4万8500円にもなったのです! 今回買ったパイオニアのコンポを買ってもお釣りがくるくらいです。 1998年発売の当時の定価9万9000円のCDプレイヤーがですよ! 20年経って半額で売れたという予想外の展開でした。

スピーカーとアンプはリビングのテレビに

巨大スピーカーも廃棄したかったのですが、あまりにも大きくて重いので、粗大ゴミに出すのも憚られて、結局リビングのテレビ(これもブラビア)にアンプとともに接続することにしました。 はじめはキッチンのオーディオシステム強化に使おうかと思ったのですが、サイズが大きすぎて邪魔になりすぎ! 仕方なくリビングのテレビに接続することにした次第。 まだ接続してはいませんが、リビングではソニーのテレビ・ブラビアをネットワークオーディオのコントローラーとして使うつもりです。 NAS(Network Attached Storage)に入っている音楽やビデオを簡単に再生できるので便利ではあります。 もっとも私はほとんど使わないと思いますが。

キッチンのオーディオ

あと私の管理するオーディオシステムとしては、キッチンのオーディオシステムがあります。 以前はごく普通のミニコンポを置いて、天井に設置してあるBOSEのスピーカーに接続してあったのですが、ミニコンポが壊れてしまってからは、古いiPod touchを直接天井に設置してあるBOSEのスピーカーにつないで駆動するという禁断の技で運用しています。 アンプ無しでも何とか十分な音が出ています。 本当はここにこそネットワークオーディオ装置が欲しいところなのですが、キッチンを狭くしてしまうのも嫌ですし、今のところ結構便利に使えているのでとりあえずそのまま放置です。 古いiPod touchが2機種ありますので、それの余生を送る場には最適かもしれません。

DSC06691_2018-12-03DSC06692_2018-12-03DSC06693_2018-12-03DSC06694_2018-12-03DSC06695_2018-12-03DSC06696_2018-12-03

素晴らしいコストパフォーマンス

とにかくこのパイオニアX-HM76というネットワークミニコンポ、素晴らしい製品で抜群のコストパフォーマンスです。 これがたった3万円台で買えるというのは、本当に夢のようです。 全力でお勧めします!

コメント

Since 2018年5月4日