3年3ヶ月ぶり
2020年3月のスリランカ旅行以来、3年3ヶ月ぶりの海外旅行。
その後2020年4月のロンドン行きの便を断念し、セーシェル発AONE4を途中放棄してしまったことはすでに書きました。
今回世界がどうなっているのかをざっと見てみるために、まずはオスロ発AONE3をスタートして無事帰国しました。
新型コロナの影響は?
今回旅行した範囲では、新型コロナの影響はもうほとんど見られませんでした。 あえて言えばJLのCAさんたちが相変わらずマスクをしているくらいでしょうか。
顔認証、Visit Japan Web
入国審査の顔認証は新型コロナ前からすでにやっていましたが、入国審査は顔認証だけで済みます。
また以前はダウンロードしておいた「税関申告書」に予め記載していましたが、今やスマホアプリVisit Japan Webの登録と顔認証だけで済んでしまいます。
ペーパーレス化が進んで便利になりました。
優先セキュリティレーン廃止
ただしリストラされてしまった便利機能もあります。 JL上級会員向けにあった優先セキュリティレーンがなくなってしまいました。
その代わり「Face Express」というのを勧めているようです。
顔認証による搭乗手続きを開始!
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/faceexpress/
優先ではない
しかしこれは一般向けであって会員優先ではありません。 実際にやってみましたが、たまたまその時間、朝日が顔認証の機械に眩しくあたるため、別の場所にある機械に誘導されてしまいました。 そこで登録してセキュリティチェックのFace Express用レーンに行って並びましたが、それほどの時短効果はないように思いました。 今回は比較的空いていたのでよかったですが、混み出してきたらこんなもの何の役にも立ちそうになりません。
機内衛星WIFI
今回はパナソニックが運営する機内衛星WIFIサービスでしたが、これは以前よりも登録も分かりやすく、通信速度も何とかぎりぎり実用の範囲にきていました。
メールとLINEくらいなら、辛抱すれば何とかなります。 ロンドン線のような長時間フライトで、どうしても地上と連絡をとりたい場合には便利かもしれません。
ただしロンドン往路便の北極海経由ルートでは途中つながらなくなるところがかなりありました。 逆にロンドン帰路便の南回りルートとインド・デリー往復ではほぼ常に接続できていました。
ファーストクラスの場合は例によって24時間無料券をくれますので使ってみましたが、これを正規料金18.8USD=2632円も出して使うか?というと、たぶん私は使わないでしょう。
楽天モバイル回線データSIM
現在私は、OCNモバイルONE(月額553円)とPovo2x2回線(それぞれ半年間に330円程度)を契約して使っています。
それに加えて先日「CALENDAR 1年プリペイドSIMプラン 楽天回線、au回線、国際ローミング対応」というデータSIMを購入してみました。
これは楽天モバイル回線使用、月3GBで1年間有効の6060円のデータSIMです。 月額にすると505円。
なぜ購入したかというと、楽天回線に付随した「海外ローミング」が最大月1GB利用可能だからです。
新型コロナ前は、海外旅行に出るたびにFlexiroamのSIMを装着して適当なプランを購入していましたが、楽天モバイル回線だと海外ローミングがかなりの国で1GBとか2GBまで無料で使えるので、私の用途では十分かなと思った次第。
※ 商品名 : 【予約販売】CALENDAR 1年プリペイドSIMプラン 楽天回線、au回線、国際ローミング対応
※ 小計 : 6,060円 X 1個 = 6,060円 (税込)
※ オプション : 通信プランをご選択ください : 月間3GBプラン
https://www.jpsimshop.com/rakuten-au-prepaidsim-japan1year
SMSが来て空港からすぐ使える
そんなわけで通常はOCN+Povo2でDSDSで運用していたSIMを、最近はOCN+楽天データSIMという組み合わせで使っています。
この状態でロンドン・ヒースローに到着したところ、着陸直前くらいに下記のようなSMSがスマホに届いて、自動的にローミングが始まりました!
これには私もちょっと驚き!
楽天モバイルより
※本SMS受信料は無料です【海外利用時のご案内】
■Rakuten UN-LIMITのお客様
こちらの国でご利用いただけるサービスは以下です。[データ通信]
毎月パートナー回線(海外)2GBを、高速通信で利用できます。使用したデータ量は、毎月のプラン料金のデータ量にカウントされます。ご利用時は製品の設定からデータローミングをオンにしてください。
*毎月2GBを超えると、通信速度が低速になります。
*my 楽天モバイルからデータ容量の確認、追加(1GB 500円)ができます。[通話・SMS]
Rakuten Linkアプリ同士の通話・SMSは無料です。
Android製品の場合 通話の発着信、SMSの送受信は、Rakuten LinkアプリからもOS標準の電話・メッセージアプリからも利用できます。
iOS製品の場合 通話の発着信、SMSの送受信は、相手がRakuten Linkアプリをご利用でない場合、Rakuten Linkアプリを利用した通話の着信、SMSの送受信はできません。OS標準の電話・メッセージアプリからご利用ください。
ご利用料金は、Rakuten Linkアプリと、OS標準の電話・メッセージアプリ利用時で異なりますのでご注意ください。ご利用の通話・SMSサービスによっては、ご利用額が高額となる可能性があるのでご注意ください。
→料金詳細はこちら:
・国際通話 https://r10.to/h6uurt
・国際SMS https://r10.to/hNxUO2
自動的にローミング開始
オスロ空港でも全く同様で、すぐに楽天モバイルのSIMで自動的にローミングを開始してくれました。
ただしインドのデリー空港ではそのようなことはおこらず、ローミングできるのかどうか不明。
なにせ今回はデリー同日リターンですから、空港から出てもいません。 しかしラウンジなどでは残念ながらSIMローミングは機能していないようでした。こういう場合、何らかの操作が必要なのか?それともインドではローミングに対応していないのか?についてはよくわかりません。
楽天モバイルに返り咲くか?
これはなかなか便利です。
楽天モバイルの回線契約をしていれば、月に2GBの海外ローミングが可能です。今回のデータSIMではたぶん1GBまでなのではないかと思いますが、本日時点で使った通信量は679MBとなっています。
これの内訳で海外ローミングがどの程度なのかは調べようがないみたいですが、まあ1GBあればとりあえず1週間くらいの海外旅行は大丈夫そうです。
そうなると今後OCNを解約して、楽天モバイルに返り咲く可能性も高くなってきました。 楽天モバイルと回線契約すれば、2GBの海外ローミングが可能ですので、これだとちょっと余裕です。
機内食は?
以前にも書いていますように、私は機内食などには期待していませんが、それでもやはり美味しい方がいい。
さて今回ロンドン線ファーストクラス往復とデリー線ビジネスクラス往復の機内食を試したわけですが、ファーストクラスの方はそれほど変わりないかな。 飲み物からグレープフルーツジュースがなくなっていたのは寂しいですが、些末なことです。
一方ビジネスクラスの機内食は以前よりもかなり改善したように思いました。 詳しいことは後ほど書きましょう。
結局キャリオンだけで
いろいろ悩んだ末、結局キャリオンだけで身軽に出かけたのですが、機内販売で森伊蔵を売っていたのでついつい買ってしまいました。
私自身はお酒は飲まないので、友人へのお土産用ですが。
そのためロンドンで英国入国することになりました。その後荷物をどうしたのかについては長くなりますので、別途書きましょう。
海外旅行できる!
今回わかったのは、新型コロナも終わってもう海外旅行がふつうにできる!ということです。
みなさんどんどん海外旅行に出かけましょう。
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