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ランチ@アピシウス@2019年5月8日

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友人のHご夫妻からのお誘いで私にとっては禁断のフランス料理店。 それも有楽町にある「アピシウス」にお誘いを受けました。 いつも書いていますが私は最近自分からはフランス料理店へ足を運ばないようにしていますが、お誘いを受けた場合は別です。 しかも私でも名前を聞いたことがある有名店。 ということはたぶん相当にしっかりしたお店なのだろうとは想像がつきます。 さてその結果は?


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アピシウス@有楽町

例によって自転車で行きました。 自転車を東京都のガードレールに停めさせていただいて、お店の中に降りていきます。 ま、敢えていえばどんなに良いレストランでも地階にあるお店というのは少しマイナス点になりますが。

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メニュー

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赤ワイン

入店したらすでにHご夫妻がウェイティングルームでお待ちでした。 飲み物は私はボルドーの赤ワインを1杯だけ。

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絶妙な漬かり具合のオリーブ

まず出てきたのがこちらのオリーブ。 写真ですと何の変哲もなく見えますが、これが実に絶妙な漬かり具合。 もうこれだけでこのお店の力量がわかるというもの。 最近食べたオリーブでは、これに次いでカタール航空のファーストクラスで提供されたオリーブがありますが、それよりもこちらの方が上。 H婦人も大好物らしく、帰り際にこのオリーブの缶詰をお土産にいただいてしまいました。

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サーモンのエスカベッシュ

こちらはアミューズです。 パプリカとトマトのソース。 小品ですが完成度が高い。 パンは1個だけにしました。 もう一種類の写真はHご主人のもの。

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ホワイトアスパラガスとエスカルゴのブルギニヨンヌ

1品目の前菜は選択制でした。 この日はアスパラガスが共通の食材で、エスカルゴか生ハムか。 私はエスカルゴを選択。 「ブルギニヨンヌ」というのは調べてしまいました。 「ブルゴーニュ地方の」という意味らしいですが、料理の種類によって意味合いは違っているようです。
アスパラガスは焼いてありました。 手堅い作りで美味しい。

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ブルギニヨン Bourguignon
ブルゴーニュ地方の料理に仕立てたと言う意味だが、料理によって仕立て方が異なる。
肉(牛、鶏)のブルゴーニュ風はブルゴーニュ地方の赤(白の場合もある)ワインで煮込んだもの。
エスカルゴの場合はニンニク、パセリを混ぜ込んだバターをのせて焼き上げたもの。カタツムリの殻に入れたビストロ風の仕立て方は、日本人が代表的なフランス料理と思い込んでおり、大手旅行会社の案内に「TGV(新幹線)に乗ってエスカルゴを食べに行こう」などとふれ込んでいるのも面白い。一流レストランではそのようなものは出さない。出すとしたら、きれいな器かココットに入れてお洒落に仕立てている。

ホワイトアスパラガスと生ハムとサクランボ添え

ちなみにH奥様はこちらを選択。 まあこれは見たとおりですね。

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白えびのスープ、クレームエーグル風

続いて2品目の前菜は共通で、白えびのスープです。 「クレームエーグル風」というのも検索してしまいました。 サワークリームのことのようです。
クレーム・エーグル(crème・aigre)サワークリーム
珍しいスープですが、なかなか美味しい。

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三種類の肉のブロシェット焼き

メインも選択制ですが、私が選んだのはこちら。 串焼き肉です。 仔牛のロース、和牛のひれ肉、仔羊の肉。 これは絶品。 肉好きの私には最高のご馳走です。 もっとも量が少ないというのはありますが、まあそこはランチですし仕方ありません。
あまりに美味しくて、食べる前に写真を1枚しか撮りませんでした。 とにかくこの串焼き、最高です!
お好みでわさびを添えていただくように用意されていました。

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魚介類のフリット

ちなみにこちらはH奥様が注文されたメイン料理、魚介類のフリット。 これも美味しかったとのこと。

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ワゴンデセール

デザートは今どき珍しいワゴンデセール、ワゴンサービス。 私は欲ばって A bit of everything ということにしました。
クレームブリュレから始まって、各種ケーキ、どれも素晴らしい。
ちなみにソルベーは青リンゴ、アイスクリームは胡椒のアイスクリームでした。

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プチフールとエスプレッソ・ドッピオ

プチフールもしっかりしています。このためにフィンガーボールまで出してくるところなんか心憎いですね。

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まあとにかく隙が無いお店です。 料理はどれも完成度が高い。 年輪を重ねた一流店はこうなるのかもしれません。 これがフレンチでなくて、自宅あるいは仕事場にもう少し近いところにあれば、定点観測地点に加えたいところですが、そういうことをやっていると、際限なく太ってしまうので要注意。 無理はしないことにします。

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