先週末の仙台秋保温泉、奥州平泉旅行。 私としては珍しい国内旅行でかつ団体旅行。 実際のところ小田急トラベルに依頼してあるパックツアーみたいなもので、私はお金を支払って、参加するだけ。 ホテルも食事も移動もすべてお任せ。 こういう旅行は本当の意味での旅行にはなりませんが、あくまでも親睦の意味での旅行なので、それはそれで気楽でいいです。 ふだんはいつもどうやって移動して、どこのホテルに泊まって、どこで食事をするかを常に考えていなければなりませんが、今回ばかりは全部人任せ。 たまにはこういう旅行もいいでしょう。
旅程
こちらが今回の旅程です。 東京駅から新幹線で仙台へ。 新幹線の切符は事前に自宅に送ってもらってありました。 団体チケットのせいか、東京駅では自動改札は通れず、駅員のいる改札を通りました。
伝承千年の宿 佐勘@秋保温泉
仙台での宿泊は、仙台市内からもほど近いところにある秋保温泉の「佐勘」という旅館。 「佐勘」という名前は、ホームページによるとなんでも江戸時代に温泉を管理する仕事を任された佐藤勘三郎家に由来するものらしいです。 江戸時代からならとても千年にはなりませんが、秋保温泉自体の歴史が千年ということなのでしょうか。
佐藤家と温泉の具体的なつながりをみてみると、同家は中世以来秋保に土着して温泉を管理し、江戸時代初頭には仙台藩から湯守(ゆもり)に任命されている。湯守は、温泉を管理し、宿屋を営業して入湯客の利用に備えると共に、彼らから一定の湯銭(ゆせん)(入湯料)を徴収し、その一部を御役代(おやくだい)(運上金)として藩に上納することを主な務めとしていた。
タワーが3棟ある大規模な旅館
玄関を入るとすぐにロビーではなく、ちょっと右に左にクランクして曲がってから金屏風に迎えられます。
かなり広いロビーには、立派な錦鯉が泳ぐ池があったり、伊達家とのゆかりのものを展示してあったり、ねぶたみたいなものが飾ってあったりします。
チェックインカウンターもすっきりしていますが、我々は団体さんなので、ロビーで係の女性から簡単な案内を受けた後に、各お部屋へ。
客室はモダンな旅館
我々の部屋は山翠館の4階でした。 私はあまり旅館には泊まらないのでよくわかりませんが、部屋はごく普通の小綺麗でモダンな和室でした。 私の部屋は3人で共用。
バスタブもトイレもある
最近はどこの旅館でもそうですが、大浴場や露天風呂などがいくつもあっても、ちゃんと個室にもバスタブやトイレが用意してあります。 私などは特別に温泉ラバーではありませんので、その方が助かります。大規模な旅館ですので、大浴場や露天風呂も複数個あって楽しいですが、私はあまり温泉に興味がないので宝の持ち腐れか?!
プレミアムモーニング
旅館の朝食ですが、バフェスタイルでした。 かなり広い朝食会場で、食事をもらってくるところはカーテンで仕切られています。 「プレミアム」とうたうだけのことはあって、かなり人件費がかかっています。 卵料理だけでなく、いくつかの料理はその場で調理人が調理してくれます。 コーヒーすらわざわざその場で淹れてくるようで、結果的には長蛇の列ができてしまい、あまり良いスタイルとは思えませんでした。 しかしお赤飯があったり、私は食べませんでしたがBLTサンドイッチをその場で作ってくれたり、朝からソフトクリームまでおいてあったのには驚きました。
しかし朝7時からと比較的遅めのスタートで、我々が退出する8時前には朝食会場へ入るのに長蛇の列で、制限がかけられていました。 せっかくのよくできた朝食なのに、運用の仕方に問題があるかもしれません。 でも旅館全体としてみると、なかなか快適なステイでした。
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