モザンビークの首都マプト発AONE4を利用した昨年4月のイタリア、ローマ観光旅行。 せっかくだから有名な「カラカラ浴場」というところにも行っておこう、というわけで一応訪ねてみました。 が、やはり案の定、たいして面白みのないところでした。 まあ場所を確認しておいただけ、という感じです。
カラカラ浴場
場所はチルコマッシモの南端から太い通りに沿って10分か15分ほどさらに南に行ったところ。 競技場の先にありました。 チルコマッシモまでは、もちろんI LOVE ROMAバスで行きました。
入場料は8EUR
クレジットカード支払い可能でした。
巨大な浴場
浴場としては想像を絶するくらい大きな建物です。 さすがはローマ皇帝カラカラが建設しただけのことはあります。 日本のサウナなんかにもあるように水風呂、普通の温度の風呂、熱い風呂など温度の違った風呂があったようです。
水風呂:フリギダリウム(Frigidarium)
このあたりは水風呂の跡。
アスレチック施設:パライストラ(Palestra)
浴場内にはジムのようなアスレチック施設もありました。
床のモザイク
大理石のモザイクの床が綺麗です。 一部は修復中でした。
プール
オリンピックサイズのプールもあったらしい。
遊技場
ボードゲームなどができる部屋もあったみたいです。 中には風呂につかって座ったままで遊べるところもあったとか。
娯楽施設もあるレジャー施設
要するにローマ時代の浴場は、たんなる大衆浴場ではなく、娯楽性の高いレジャー施設だったようです。 先日のブラタモリでもやっていましたが、大きな浴場には、劇場、図書館、公園などまであったとのこと。 なおお湯を沸かす仕組みは、地下で石炭を燃焼させるシステムだったといいます。 2000年近く前にこのような大規模な浴場レジャー施設が作られていたというのは本当に驚きです。
コメント