モザンビークの首都マプト発ワンワールド・エクスプロアラー・ファーストクラス世界一周券AONE4の続きを使っての昨年夏のスリランカ旅行。 4日目は最近やけに有名になった世界遺産、シーギリヤ(シギリヤ)・ロックに登頂します。
スリランカ4日目
午前中にシーギリヤ(シギリヤ)・ロックに登頂し、午後は自由時間。
シーギリヤの遺跡は、5世紀にカッサパ1世(在位477〜495年)によって建造された、要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなる。岩山の中腹には『シーギリヤ・レディ』として知られるフレスコの女性像が描かれている。当初は500体ともいわれたが、風化が進み現在は18体だけが残る。
シーギリヤロックは火道内のマグマが硬化して出来た岩頸で、形状は楕円柱、標高約370m、岩頸そのものの高さは約195m、全方位が切り立った崖になっている。
麓からみるシーギリヤ
ケイオス状態のチケット売り場で何とかチケットを購入して遺跡公園内に入ります。 麓には貯水地や庭園がありますが、その向こうに大きなシーギリヤ・ロックが見えます。 解説によるとここには紀元前にはもともと僧院があったそうです。 5世紀になって父王を殺して王様となったカッサパ1世がこの岩の上に要塞化した宮殿を建造したというわけ。 しかしこんなところで長期に統治を行えるはずもなく、わずか11年で弟に滅ぼされてしまいます。
岩登り第1段階
大きな岩の狭い間隙を通り抜けてシーギリア・ロックに近づきます。 途中の壁面に例のシーギリヤ・レディの壁画がありましたが、今は撮影禁止です。
岩登り第2段階
巨大なライオンの足の爪の間から頂上へ向けて登ります。
頂上
頂上は比較的平らになったところが何段かになっています。 しかしさすがに岩の上ですから面積は限られます。 宮殿としてはとても狭い。
下山
頂上でのんびりして、麓に降りて行きます。 途中にASANA洞窟とかコブラ岩とかいう名前のところもありました。
というわけで、頂上まで登るという達成感のある観光エンターテインメントですね。 それほどきつい登りではないので、現地に行ったらせっかくですので登ってみるのがいいでしょう。 オーストラリアのエアーズロックとは違って、聖地というわけではありませんので登ることに問題はありません。
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