昨年2月にスタートしたセイシェル発ワンワールド・エクスプロアラー・ファーストクラス4大陸世界一周券AONE4。 ロンドンで券面上はストップオーバーしておいて、一旦日本に戻ってきていましたが、再度ロンドンまで戻ってAONE4を再開します。 この時はロンドンに2泊しました。 その時に初めて宿泊したのがロンドン・ヒースロー空港のT4に新しくオープンしたこのホリデイ イン エクスプレスです。
ロンドンは従来鬼門
ロンドンは空港税が高く、仮にストップオーバーするとしても空港内にあるホテルも限られていて値段が高い。 食費その他も滅茶苦茶コストパフォーマンスが悪い、と決まっていて鬼門とされてきました。
しかし近年、空港内にホテルがどんどんできてきて、またロンドンの食事も決して安くはありませんが、金さえ出せばそこそこ食べられるようなものになってきました。
というわけで久しぶりにロンドンの新しくオープンしたホテルに宿泊して、ロンドンにも滞在してみることにしました。
T3からT4へ移動
15:14JL便でLHR到着。 ロンドンで2泊しますので、型通りにイミグレを通って入国します。
T3の地上階から外へ出て、すぐ向かいにあるエレベーターでヒースローエクスプレス乗り場へ向かいます。
昔はT3の中から地下通路みたいなところを通って行ったような気もしますが、もう忘れてしまいました。
例によって無料チケットを発券して改札を通らなければなりません。
T3から先はT5行きとT4行きが概ね交互くらいに出ていますが、時間帯によってはブリティッシュ・エアウェイズBritish Airwaysの本丸であるT5行きの方が本数が多いので、行き先に注意が必要です。
ヒースローエクスプレスでT3からT4へ移動。
車内には「See it, say it, Sorted」なんて標語が掲示されていました。「不審物を見つけたら、連絡してください、我々が調べます。」というような意味でしょうか。
ホテル連絡通路
T4の出発レベル=2階の一番端にヒルトン、ホリデイイン、クラウンプラザ、プレミアーインへの連絡通路があります。 とはいっても早い話が、屋外通路に屋根をつけた程度のプレハブ風通路。 でも便利ではあります。
昔はT4にはヒルトンしかありませんでした。 私も1回か2回泊まったことがありますが、高いだけでイマイチでした。
しかしこのところこの辺りに一気にホリデイイン、クラウンプラザ、プレミアーインと3つのホテルができた次第。 もっともホリデイインとクラウンプラザはツインホテルになっていますが。
ダクトのような連絡通路
T4から各ホテルへの連絡通路を外側からみるとこんな感じで、まるで太いダクトのような中を歩かされている感じです。
料金値下がり
需要と供給の関係で、これまで異常に高かったヒースロー空港内ホテルの料金が格段に下がってきました。
この時はBooking.com経由で2泊で¥20,598=£142でした。 なかなかリーズナブルな料金になりました。 これだと空港税のことさえなければロンドンでストップオーバーしてもいいと思わせます。
ちなみにチェックインの時に聞いてみたら、このホリデイインは2018年10月にオープンしたばかりだと言っていました。 まだ半年しか経っていないわけです。
最近はどこのホテル従業員もTripadviserでの評判を気にするようです。 やたらと書き込みを依頼されます。
部屋は簡素で清潔
トランジットでの宿泊には十分です。 無料WIFIも十分に使えます。
ただしさすがに安普請ですので、隣の部屋の音が丸聞こえ。
あとシャワーの水圧が低い。 とはいえちゃんとお湯も出るので実用的には問題なし。
ちょっと気になったのは部屋の温度調整が不十分なこと。 25℃までしか上がりませんでした。 もっとも私はいつも防寒対策用の衣類もちゃんと持っているのでこれでも実用的には問題なし。
以前、LAXヒルトンで冷房が消せないことがあったけど、それに比べればずっとマシです。
ツインホテル
上にも書きましたがこのホテルと同じ経営でお隣のクラウンプラザはツインホテルになっています。 チェックインカウンターとロビーは一応別れていますが、エレベーターは共有。 中は通路でつながっています。
クラウンプラザの方が若干格上みたいで、値段もちょっと高めに設定されているようです。
クラウンプラザ側のロビー階にメインダイニングがあります。
朝食バフェ
朝食バフェは簡素なセルフサービスで学食のような雰囲気ですが、一応ホットミールもあって朝食としては十分です。
大歓迎!
あえて言うとホテルからT4まで結構歩かされるのが玉に瑕。 10分とは言わないまでも、5分ではきかないでしょう。 ヒルトンなんかもうちょっと遠い。 ま、それでも空港ターミナル直結という利便性には代えがたいものがあります。
こういう気楽な空港内ホテルがいくつもできるのは大歓迎です。
これでロンドンでも気楽にストップオーバーできるようになります。
こうなるとビジネスクラス、ファーストクラスで別料金のヒースロー空港の馬鹿高い空港税や諸税を何とかしてほしいものです。
コメント