JALアメリカン・エキスプレス・プラチナカードの無料サービスに「手荷物空港宅配サービス」というのがあります。 これはさらに出国時の「出国時宅配サービス」、「手ぶらチェックインサービス」、「コート(防寒具)預かりサービス」と帰国時の「入国宅配サービス」という風に分類されていて、それぞれスーツケース1個またはコート1着までが無料サービスの対象になります。
なおJALアメリカン・エキスプレス・プラチナカードを作った経緯についてはこちらのブログに書いていませんでしたので、別途掲載しておきます。
出国時宅配サービス
以前JALカードでも似たようなサービスがあって、何回か使ってみたことがあるのですが、使い勝手はそれほど良くなく、そのうちサービス自体が廃止になったため、最近は使っていませんでした。 すでに書きましたように、昨年JALカードを廃止して、JALアメリカン・エキスプレス・プラチナカードに変更しましたが、カードの無料サービスの中に、出国時宅配サービスがあることはわかっていました。 それでも実際には使う機会がありませんでしたが、今回、出発時羽田空港までの荷物を減らすために、試してみることにしました。
出発日の7日前までに予約
今回は出発の10日前くらいに思い立ったので、間にあいましたが、原則出発日の7日前までに出国時宅配サービスの予約をとらなければなりません。 予約はアメリカン・エキスプレスを通してではなく、直接JALエービーシーコールセンターの無料通話番号にかけて申し込みます。 私の場合、スーツケースを詰めるのは出発前日の夜のことが多いですから、一週間以上前にスーツケースの宅配予定を予約するという発想はなかなか出てきませんので、これには注意が必要です。
実際の引き取りは前日までOK
予約は7日前までに必要ですが、スーツケースの実際の引き取りに関しては、住所や空港の場所などにもよりますが、今回の私のケースの場合は、前日、前々日でも大丈夫でした。 基本的にはクロネコヤマトを使うことになるようですので、今回は荷物をピックアップに来てもらうのではなく、出発3日前に自分でうちの近くのクロネコヤマト営業所に持ち込むことにしました。 その方がピックアップの時間を合わせるよりも楽だと私が判断したからです。 ただしピックアップは前日までOKとは言っても、たとえばピックアップの時間帯が夜の時間帯だったりすると、2日前、3日前に設定せざるをえないこともありますので、事前に早めに相談することが肝腎です。
土曜日朝の通勤時間帯の東京都心部地下鉄
なぜこんなことを考えたかというと、来週土曜日のパリへの出発便は、羽田発朝10:30。 したがって9:30頃をメドに羽田空港に到着している必要があります。 今回はそれでも土曜日だから何とかなるかもしれませんが、もしこれが平日であれば、キャリオンバッグだけでさえも地下鉄→京急線乗り継ぎなど考えもしなかったでしょう。 でも土曜日ならこの時間帯でもキャリオンバッグなら何とかなるかもしれない、と思っている次第。 ま、そんなケチなことは言わずに、自宅から羽田までタクシーで行けばいいじゃないか?というのは当然ですが、車だと時間が読めないこともあり、どうしても早めに空港に到着しなければならなくなるので、たいていの場合私はいつも公共交通機関を使っています。 そのため私の場合、タクシーで京成上野駅まで行き、そこから京成線特急で行ける成田空港の方が利便性は高くなっています。
手ぶらチェックインサービス
JALアメリカン・エキスプレス・プラチナカードの手荷物空港宅配サービスには、出発空港でスーツケースを受け取るサービスのほかに、さらに進んでそのままスーツケースを海外の到着空港まで運んでくれる「手ぶらチェックインサービス」というのもやっているようです。(ただし米国路線、米国経由便、コードシェア便などは対象外) しかし私の場合は、スーツケースを空港で受け取ってから、その場でキャリオンバッグの中味とスーツケースの中味を入れ替える必要があることが多いので、そこまでのサービスは必要ないどころかかえって困ります。
コート(防寒具)預かりサービス
出国時のサービスとして季節限定の「コート預かりサービス」もあります。 バンコクが乾期の観光シーズン真っ盛りの時には日本が冬場ですから、バンコク旅行の際には、使いたいサービスです。 しかし残念なことに「お引き取り空港の変更はできません」という条件があるため、成田で預けて羽田で受け取るというようなことはできないのです。 私の場合、最近バンコクへ行くチケットがワンワールド・エクスプロアラーで、成田から出発して羽田へ戻る、あるいはその逆のように、東京での空港入替に使うことが多いため、残念ながらこのサービスは使えません。
入国宅配サービス
帰国時に空港から自宅まで荷物を運んでくれるサービスです。 これは以前にも何度か使ったことがあります。 旅行先あるいは機内などでたくさんお土産を買い込んだときなどには便利です。 しかし私は基本的にお土産を買いませんし、海外で大きなものを買った場合は、その場で海外発送にすることが多く、実際には最近はほとんど使いません。 スーツケースに収まる範囲の荷物であれば、そのままスーツケースごと帰宅したほうがずっと楽です。
お試しで使ってみます
というわけで今回、羽田へ向かう際の荷物を減らす目的で、出国宅配サービスを使ってみることにしました。 さて使い勝手はどんなものか?帰国後レポートいたしましょう。
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