今年6月から東京都の固定資産税や特別区民税・都民税(普通徴収)、自動車税などをLINE PayやPayPayで支払うことができるようになりました。
これは便利でお得だということで早速その準備にとりかかりました。
東京都の場合
固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産)(23区内)、不動産取得税、個人事業税、自動車税種別割等をPayPayあるいはLINE Payで支払うことができるようになりました。
文京区の場合
特別区民税・都民税(普通徴収)、軽自動車税(種別割)、国民健康保険料などをLINE Payで支払うことができます。
固定資産税と区民税都民税
私の場合、該当するのは、
1 固定資産税・都市計画税(23区内)
2 特別区民税・都民税(普通徴収)
の2つになります。
LINE Payのマイランクシステム
私はPayPay、LINE Payどちらにも対応していますのでどちらでも大丈夫なのですが、ご存じの方も多いと思いますが今年5月からLINE Payのステータスプログラムが大幅に変更になりました。
マイカラープログラムについて【2020年5月1日10:00よりLINEポイントクラブに変更します】
http://pay-blog.line.me/archives/18980623.html【LINEポイントクラブ】LINE Payのお得な特典をご紹介
http://pay-blog.line.me/archives/22737456.html
プラチナランクだと税金でも3%還元!
これによるとQRコードペイとしてのLINE Payでポイントを獲得できるのは、Visa LINE Payクレジットカードを使ったチャージ&ペイという新しい支払い方法を使った場合のみ、ということのようです。
また最高ランクのプラチナランクになるためにVisa LINE Payクレジットカードが必須です。
しかしめでたくプラチナランクになれば、3%還元という高還元率が得られます。
しかもどうやら税金の支払いであっても、1回の支払い金額が5万円までであれば3%の還元が得られるようなのです!
にわかには信じがたい変化ですが、この変化についていくしかありません。
PayPayかLINE Payか?
PayPayの場合の還元率は0.5%~1.5%。 しかし1.5%の還元率をPayPayで得ようとすると並大抵の努力では達成できません。
しかしLINE Payであれば、Visa LINE Payクレジットカードさえ発行してそれなりに使えば、比較的簡単にプラチナランクを達成でき、3%還元を得られることがわかりました。
したがって今までは食事会や飲み会の個人間精算の目的でしか使っていなかったLINE Payを本格的に使いだすことに決めた次第です。
Visa LINE Payクレジットカード
というわけでまずはLINE Payプラチナランクに必須のVisa LINE Payクレジットカードを発行します。
本来このカードは今年はじめくらいに世に出る予定でしたが、いろいろな困難があって結局のところ三井住友カードを組んで発行することになったようです。 結果的にはこの方が信頼性も高くよかったのではないかと思います。
スマホのLINEマイランクから申し込みで2000円
ふつうの場合こうしたクレジットカードを申し込むには、モッピーやハピタスその他のポイントサイトを介するのがお得なわけですが、今回のVisa LINE Payクレジットカードに関しては調べて見た限りポイントをつけてくるサイトはなかったため、あきらめて通常通りパソコンから申し込みました。
しかし後になってみたら、スマホのLINE Pay公式ページのマイランクに掲載されているキャンペーンから申し込めば2000ポイント獲得できたことがわかり、ちょっと残念でした。
個人IDも銀行口座の紐づけもすべてオンラインで申し込みましたので、比較的早めにカードが到着しました。
オリンピック仕様のVISAカード
そのクレジットカードがこちら。 本当はLINEのカラーであるグリーンのカードにしたかったのですが、残念ながらオリンピック仕様の赤と青しか選択肢がありませんでした。
最近の三井住友カードらしく、非常にすっきりとしたデザインで、カード表面には左下にローマ字表記の名前しかありません。
カード番号のエンボスなどもなく、カード番号は裏面に記載されているだけです。
表面のICチップの右脇には黄色い矢印で示しましたように、NFCチップを使った非接触型決済システムであるビザタッチの4本波型マークがあります。
4種類の支払い方法
このVisa LINE Payクレジットカードでは、通常のVISAのクレジットカード、非接触型決済ビザタッチ、電子マネーiD、QRコードペイLINE Payの4つの方法で支払いが可能です。
1 クレジットカード
これは通常のVISAクレジットカードです。 しかし来年4月末までは何と3%の還元率が得られます。 これはLINEポイントとしてマイランクを上げるためにも使われます。
ただし来年5月からは還元率は1%になります。
サービス初年度はLINEポイント3%還元
Visa LINE Payクレジットカードは、サービス提供開始の初年度(2021年4月30日まで)のカードショッピングでLINEポイントが3%還元されます。
2 ビザタッチ
NFCチップを使った非接触型決済です。 今年3月からうちの近くのまいばすけっとでも利用可能になったのでいつも使っています。 また先日はセブンイレブンでも利用可能になったという遅れたニュースが流れていました。
カードを端末に置くだけでOK。 端末に差し込んだり店員に渡したりPINを入力したりしなくても済むので非常に便利です。
しばらくは海外旅行に出かけられないのが寂しいですが、私としては海外の交通機関などで使うことも念頭に置いています。
これも最終的にはクレジットカード決済になりますので、来年4月までは還元率は3%。
3 電子マネーiD
これはFeliCaチップを使った非接触型電子マネーですね。 ただしこのVisa LINE Payクレジットカードには、先日作った三井住友VISAカードとは違って、FeliCaチップを搭載していないようです。
そのためこのカードでiDを使うためには、お財布ケータイに登録してお財布ケータイに搭載されているFeliCaチップを使って決済することになります。
具体的にはグーグルペイ Google Payに登録することになります。
QRコード決済と比べて便利な点は、スマホの電源が入っていなくても決済可能なことです。 極端なことを言えば、スマホの電源が落ちても数回程度は決済可能らしいです。
またスマホに電波が届いていなくても決済できます。 これはありがたい。
これも最終的にはクレジットカード決済になりますので、還元率は来年4月までは3%。
4 LINE Pay
これは言わずと知れたQRコード決済です。 すっかりPayPayに押され気味でしたが、このところPayPayの還元率が下がり、キャンペーンもしょぼくなってきていますので、ここへきてLINE Payの優位性も出てきています。
ユーザースキャンとストアスキャン
支払い方法は、QRコードをこちらがスキャンして自分で金額を入力して支払うというユーザースキャン方式と、こちらがQRコードを提示してお店の人がスキャンするというストアスキャン方式の2つの方法がありますね。
うちの近くのクイーンズ伊勢丹でのLINE Pay決済は、自分で金額を入力するユーザースキャン方式でちょっと面倒くさいです。
これはスマホの電源がちゃんと入っていてアプリが立ち上がる程度の通信状況でなければ使えません。
またスマホの操作が面倒ですし、電源が少なかったり通信状態が不安定だとうまく決済できない可能性があります。
この支払い方法の還元率は、LINEランクに応じて1%~3%です。
ビザタッチが一番楽
私は全種類の決済方法を使ってみましたが、一番簡単なのはビザタッチです。 端末に差し込んだりPINを入力する必要がありませんのでポストコロナ時代には最適です。
次に楽なのはグーグルペイ Google PayのiDかな。 これもかざすだけでOKですので便利です。 しかしお財布ケータイが必須なこととスマホを落としたりするリスクが伴うように思いますので、落ち着いて決済したいところです。
クレジットカードとしてはVISAカードですので最強です。 しかし今となっては、カードをお店の人に渡したり、サインしたりPINを入力したりする手間が鬱陶しいと感じられるようになりました。
一番面倒くさいのはやはりLINE Payです。 これはQRコード決済の宿命です。
税金や請求書支払いならLINE Pay一択!
しかしこれが店頭ではなく自宅で請求書のバーコードやQRコードを読み取って支払うということだと、逆にLINE Payという支払い方法の利点がでてきます。
とにかく自宅ではこれ以外の支払い方法はできませんからね。
それに自宅でゆっくりとLINE Pay支払いすればいいわけですから、店頭で支払うのとは訳が違います。
(次回に続く)
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