先々週末の秋保温泉、奥州平泉旅行。 仙台までは新幹線、仙台で貸切観光バスに乗り換えて秋保温泉・伝承千年の宿 佐勘に夕方17時30分頃到着。 すぐに大浴場と露天風呂へ行き、その後19時から宴会。
椅子席での宴会
宴会場はご覧の通り畳敷きの純和室でしたが、そこに和風な椅子と個別のテーブルを持ち込んでの宴会設定でした。 年を取ると足や腰の悪い方も多いですので、確かにこちらの方が楽でうれしいですね。
宴会メニュー
こちらがメニューです。 私の苦手な和食ですが、メイン=台の物にはサーロインも出てくると聞いています。
宇和島檸檬、蔵王スター
コースについてくる食前酒は、宇和島檸檬のジュース。 他に珍しくビールを少しだけもらいます。また後から1杯だけ蔵王スターという地元の白ワインもいただきました。
前菜
蕨(わらび)とろろ掛け、たこ桜煮、鱒(ます)(の筍)木の芽焼、みず芥子(がらし)醤油、豚肉の甘辛味噌焼、フォアグラムースパン焼き。
メニューをみるとたくさんあるようにみえますが、一つ一つが一口サイズですので、全部食べてもたいした腹の足しにはなりません。
佐勘特製いちご煮
いちごなんてどこにもないぞ、と思ったら、これは三陸海岸の伝統料理で、雲丹と鮑の煮込みなのだそうです。
下記、WIKIPEDIAからの引用の通り「赤みが強いウニの卵巣の塊が、野イチゴの果実のように見えることからこの名が付いた」そうです。
雲丹と鮑などという高級食材を使った高級な料理で、私などは初めていただくものです。 しかし普通の鍋の方が美味しいようにも思いますが….
いちご煮(いちごに)とは青森県八戸市とその周辺の三陸海岸の伝統的な料理で、ウニ(キタムラサキウニ、エゾバフンウニなど)とアワビ(ツブ貝等で代用されることもある)の吸物である。古くから上客への出し物として使われてきた。赤みが強いウニの卵巣の塊が、野イチゴの果実のように見えることからこの名が付いた。
湯または出汁でウニとアワビの薄切りを煮立て、塩とわずかな醤油だけで味付けをしただけのシンプルな料理である。仕上げには、青じその千切りが椀に放たれるのが定番で、その香りが濃厚な海の風味を程よく引き立てている。
穴子寿司と蟹握り寿司
左の写真が正式バージョンの穴子と蟹寿司。 右の写真は、蟹にアレルギーのあるS氏用の鮭と穴子のバージョン。 なぜか最初私のテーブルに載っていたので、写真だけ撮らせていただきました。(手をつけていませんのでご安心を)
仙台野菜と鴨丸の焚き合わせ、 平目、独活(うど)、 青味、
後側にあるのが鴨肉のすり身丸ですね。
青味「あおみ」
料理を器に盛り付けたときに、主となる料理を引き立てるために配色をよくする目的で使う緑色の野菜のことです。
また、料理全体の色のバランスをよくするために使う緑色野菜も青味と呼びます。
鯛三色 がぜ雲丹
鯛は、活け作り、漬け、松皮作りの3種類。 それに豪華な殻付き雲丹。 珍味で美味しかったです。
和牛霜降りサーロインの陶板焼
仙台焼野菜、おろしポン酢添え。 何ともお恥ずかしいことに、食べるのとお話に夢中になっていて、肝腎のサーロイン和牛は写真撮り忘れ。 ただしこの陶板焼きですが、火力が弱すぎて、思った通りに焼けず、結果的にお肉の中まで火が入りすぎてしまい、せっかくの美味しかったであろうサーロインを台無しにしてしまいました。 ステーキはやっぱりプロに焼いてもらわないと駄目ですね。
雲丹と帆立の炊き込みご飯
私が和食を苦手とするのは、一つには全体的な量が足りないことが多いからです。 今回も何を食べたんだかわからないうちに、食事も最後のシメ。 雲丹と帆立の炊き込みご飯、という超豪華なご飯ですが、たくさん召し上がらないS氏から施しを受けて、何とか炭水化物でお腹を満たした感じです。
山独活(うど)と薄揚げの味噌汁、蕪(かぶら)のれもん漬け
ニューヨークチーズケーキとベリーベリー
デザートは、仙台 石井屋&秋保 佐勘のコラボ商品だそうです。 まあこれはふつうに美味しいですね。
食後はカラオケ個室で二次会
食事は所詮宴会料理です。 やはり個人向けにレストランで食べる料理と比べてはいけません。 でも高級食材をたくさん使っていて、初めて聞くような名前の郷土料理もあって、楽しかったです。 和食は勉強しないと、漢字すら読めないものがあったりして疲れますね。 それに個人的にはもう少したんぱく質が多い方がいいなあ。 それに量ももう少したくさんあった方がいい。 というわけで、ホテル内にあるワインバー「くら倉」の個室でカラオケ大会の二次会となりました。
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