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ドーハ税関であわや没収か?@2023年10月

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1便遅れてDOH空港に到着した私のスーツケースはなぜか空港に留め置かれたまま。 私はそれを放置して翌朝予定通りDOH空港へ向かいます。 この時はDOHで1泊だけの旅程調整。 予定通りです。

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DOH空港で長時間滞在

前日の夕方DOHのホテルに到着して、ロンドンへ向かうフライトの出発時間は、当日の真夜中=実際には翌日の01:05発。
したがってDOH空港での長時間滞在は免れません。
しかしそこはカタール航空の本拠地。 しかもカタール航空ファーストクラス搭乗者ですので、どうにでもなるだろうという想定のもとに行動します。

なお下の搭乗券にも記載されているとおり、今回のDOHまでの旅行中にJALのステータスがたぶんプレミア=ワンワールドのエメラルドにアップしていました。

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12時チェックアウト

定刻12時5分前にプレミアイン・ドーハをチェックアウトして、12時の無料シャトルバスに乗って空港ヘ向かいます。
DOH到着時もシャトルバスはあったのですが、時間が合わなかったのでタクシーにしました。
もっとも荷物の遅延があったので、よく考えると到着時にもシャトルバスを待つという選択肢があったかもしれません。

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DOH空港出発階

エコノミークラスとファースト、ビジネスクラスが分けられています。
この黄色い鳥の彫像は何なんだろう? と思って調べて見ると「Golden Falcon」=黄金のハヤブサだそうです。

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まずは税関へ

とはいえ今回はすぐにチェックインできません。 まずは税関でスーツケースの処理を行う必要があります。
というわけで1階の到着ロビーへ降ります。

酒の持ち込みが禁止!

税関に行ってみてすぐにわかったのは、カタールは中東のイスラム圏の国で酒の持ち込みが禁止されているという問題でした。
ドバイやヨルダンでは一度もこんなことはなかったのでちょっと戸惑った次第です。
スーツケースのX線撮影で、極上森伊蔵x4本がスーツケースに入っていることがバレていたのです。

普通であれば没収

通常であれば当然没収なのでしょうね。 でもそこで私は若い係官に食い下がります。
私の言い分としては「もうここまで来た以上、私はこのままDOHを出発してロンドンへ行くわけですから、この酒類をカタールに持ち込むことは無理だし、カタールで誰かにあげることも売ることもできない」という事実。
それを強行に主張したところ、若い係官は別室から上司を呼んできた模様。

できた上司

この上司がまた話しのわかる人で、何と!私の言い分を認めてくれました
ただしこのままスーツケースを引き渡すわけにはいかないので、酒瓶だけを全部別の袋に入れて一旦税関に預け、チェックインした後の制限エリアで引き渡すというやり方を提案されました。
要するに免税品を買うような手順ですので、私に異議があろうはずもありません。

出発12時間前でもチェックイン可能

そんなわけで酒瓶を抜かれたスーツケースを持って出発階のカタール航空チェックインカウンターへ向かいます。
この時午後1時前後。 私のロンドン便は出発が午前1時過ぎ。 つまり出発の12時間前なのです。
しかしさすがはカタール航空の本拠地であるDOHで、しかも私はファーストクラス乗客。 JALと違ってチェックインさせてくれない、などということはありませんでした。
ここはファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスとカウンターが分かれていましたが、ファーストクラスのチェックインカウンターの雰囲気はブリティッシュ・エアウェイズBritish Airwaysのファーストクラスチェックインの雰囲気に近い感じでした。
チェックイン後はそのままセキュリティチェックとパスポートコントロールになっていますので混雑していません。

無事に酒瓶たちを受け取る

こんな受取証を税関でもらいましたので、チェックインして数時間後に制限エリア内の税関オフィスで、無事に酒瓶たちを回収できました。

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12時間の暇つぶし

ふつうはラウンジで食事などあまりしない私ですが、さすがに12時間の滞在となると食事も必要です。
ついていないことにこのときはカタール航空のファーストクラスラウンジ=アル・サファ・ラウンジが改修工事中のため閉鎖されていました。
そのためビジネスクラス・ラウンジであるアル・ムルジャン・ラウンジで食事、シャワー、休息をとりました。

食事

まずは食事。 しっかり食べても搭乗まで時間があるので大丈夫。

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シャワー

続いてシャワー。

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休息用ベッド

次に休息用ベッドを確保。 これで何とか12時間を比較的快適に耐え忍ぶことができました。

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