昨年7月にスタートしたセイシェル発ワンワールド・エクスプロアラーファーストクラス4大陸世界一周券AONE4の2枚目を使ったバンコク旅行を4月下旬からゴールデンウィーク前半まで予定していました。 しかしご存じの通りタイには緊急事態宣言が出されており、実質的に外国人の入国は規制されています。 そのため予定を変更することにしました。
2枚目のAONE4の全旅程
SEZ-xLHR-xLAX-oYVR-xJFK-oNRT-oCMB-oNRT-oBKK-oHND-xLHR-xDOH-oCDG-oDOH-xLHR-JNB
今回の旅程:NRT-BKK-HND
成田出発で帰路は羽田到着ですので、完全な単純往復というわけではありませんが、東京-バンコクの往復というわかりやすいあるべき旅行の姿です。
タイ、バンコクは非常事態宣言
しかし新型コロナウイルス肺炎のおかげで、タイ全土に非常事態宣言が出され、外国人の入国が原則禁止となってしまいました。 一応4月30日までとなっていますが、今回の私の旅程にもろにぶつかります。
外国人の入国は労働許可証所持者など一部の例外を除いて禁止され、例外措置の対象者も渡航にあたり健康状態の保証書が求められる。これに先立ち、感染者が多いバンコク首都圏では22日からショッピングモールなどが閉鎖され、飲食店も持ち帰りを除き営業が禁止されている。
こういう状況ではロンドン旅行に続いてバンコク旅行も諦めざるを得ません。
有効期限は2020年07月11日
さてこの2枚目のセイシェル発AONE4は昨年7月11日にセイシェルを出発していますから、有効期限は今年の7月11日までになっています。
そのことを考慮に入れて、まずはプランAを考えてみました。
プランA
6月中旬にNRT-BKK-HND。
7月上旬にHND-xLHR-xDOH-xCDG-xDOH-xLHR-JNBと飛ぶ。
問題点
実は最初の旅程ではCDGとDOHでストップオーバーすることになっています。 つまり本当は
HND-xLHR-xDOH-oCDG-oDOH-xLHR-JNB
のように飛ぶ予定でした。
このように実際にはCDGで数泊して、DOHでは東京への息継ぎポジショニングフライトを考えていました。
しかし現状ではCDGに滞在などしても面白いことなどありません。 7月になっても状況がどの程度改善されているかわかりません。
そこで本来の HND-xLHR-xDOH-oCDG-oDOH-xLHR-JNB を HND-xLHR-xDOH-xCDG-xDOH-xLHR-JNB とストップオーバーなしの全部トランジットで一気に飛んでしまおう、という魂胆。
しかし本来であれば、ストップオーバーをトランジットに変更するためには再発券が必要になります。 しかしこのチケットの発券元であるスリランカ航空がワンワールド・エクスプロアラーのルールをどの程度理解しているのか?よくわかりません。 そのため私のプランAは7月上旬に実際にはすべてトランジットで飛ぶようにダメ元で予約変更をしてみようというアイディアなのです。
日本のULコンタクトセンター
以前にも書きましたがスリランカ航空の場合、日本支社や日本の電話予約番号などに連絡を取っても、特にAONE4のような複雑なチケットの場合は全く役に立ちません。 日本支社はほとんど販売総代理店みたいなもののようです。大事な話はスリランカの本社管轄へ話を通す必要があります。
24 Hour Contact Center
スリランカ航空の場合、実際にチケットを変更したりする場合は、24 Hour Contact Centerに直接電話しないと埒があきません。
しかしこのコンタクトセンター、スリランカ航空の日本語版ホームページでみると下記のように表示されて、なぜかSkype電話が記載されていません。
24時間コンタクトセンター
電話番号 : +94117 77 1979
番号 : +94197 33 3999
電子メール : reservations@srilankan.com
しかし英語版のホームページに切り替えると、下記の通りちゃんとSkypeによる連絡先も掲載されています。 不思議です。日本はなめられているのか?!
ちなみに私の場合、最近は有線LAN(NURO光)に接続しているデスクトップパソコンに、古いUSBのSkypeフォン端末(BUFFALO USB対応 Skypeフォン BSKP-U201/SV)を刺して使っています。 これだとWIFIやスマホを使ったSkype電話よりも明らかに音質が良いです。
24 Hour Contact Center
Telephone : +94117 77 1979 (Within Sri Lanka : 1979)
Fax : +94197 33 3999
Email : reservations@srilankan.com
Skype : srilankan.globalcontact
ULコンタクトセンターにSkypeで電話
交渉事の場合は交渉相手を選ぶのも一つの戦略です。 予約変更をしてもらおうと思い、コンタクトセンターに3回電話して予約変更をお願いしましたが、ほとんど役立たずの担当者。その上、英語のなまりがひどかった。
4回目にようやく話のわかる、英語も比較的綺麗な英語をしゃべるまともな担当者に巡り会いました。
バンコク以降の旅程を変更
まずはバンコク以降の旅程をプランAにしたがって変更依頼。 何とか変更を受け付けてもらえた感じ。 詳細はメールで流してもらいます。
有効期限の延長を依頼
さてここからが本番。 すでに書きました通り、現在のAONE4の有効期限は出発から1年間である今年7月11日。 この有効期限を可能であれば延長して欲しい、というのが新型コロナウイルス・パンデミックの現在、ユーザーとしての一番の願いです。
もちろん払い戻しという手段もあるわけですが、通常のチケットであればそれが一番順当です。 しかしワンワールド・エクスプロアラーのような世界一周券の場合は、最初の数区間も乗ってしまえば、残りの区間の払戻金額なんかほとんどゼロになってしまうような割引チケットです。
ましてや今回の私のAONE4なんか、表沙汰にはできないようなすねに傷のある超格安チケット。 払い戻しという選択肢はあり得ません。
2021年3月7日まで延長!
一応ダメ元で担当者に聞いてみたら、もちろん初めはダメ出し。 しかし今回は新型コロナウイルス肺炎パンデミックという緊急事態だぞ!と少し恫喝してやったら、しばらく電話をホールドして上司に相談した様子。
そして出た結論が、何と来年3月7日まで有効期限を延長!してくれる、とのこと。 ただし再発券が必要。 この場合の「再発券」という意味がイマイチ不明ですが、とにかくプランAにしたがって予定変更して再発券になるのかどうか? よくわかりませんが、こうした措置はたいてい口約束になってしまいます。
ところでなぜ2021年3月7日という日にちがでてきたのか?というと、どうやら先日3月7日に私はスリランカ航空便でコロンボへ行っています。 どうやらその日付からちょうど1年間ということではないかと思います。 これは結構な大盤振る舞いです。 ただし現状口約束だけですので、早めにプランBを考えてこの新しい有効期限を口約束ではなく正式な旅程に変更したいと思います。
当面、バンコク行きを6月中旬に延期さえすれば、しばらく猶予期間ができますので、それまでに新しい来年までの有効期限を踏まえてまた別途プランBを再検討することにしました。
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