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今週末からJLダイヤモンド復帰修行の狂気旅行

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2023-10-19

今年6月から再開したノルウェー・オスロ発AONE3。 いよいよマイレージランの本領発揮となる北米区間に挑みます。 10区間飛ぶ予定ですが、半分の5区間がファーストクラスで残り5区間がビジネスクラス。(ファーストクラスがないので仕方ない) もっとも今どき北米なんかに行っても何も面白いことはありませんから、北米大陸には宿泊せずに北米大陸5区間はすべてトランジット。 唯一のストップオーバーはドーハで1泊。 まさしくクレイジーな旅行です。

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HND-JFK@JLファーストクラス

最近JLの例の新しいA350ファーストクラス機材が発表されて話題を呼んでいますが、今回は残念ながら旧機材です。

2023-10-19

JFK-LAX@AA国内線ファーストクラス

北米大陸横断のいわゆる「Transcon トランスコン(チネンタル)」。
北米路線の予約クラスでFとかAを使えるのは今やこの区間くらいしかありません。
昔のようにYVR-JFK@CX路線があればもちろんそちらにするのですが、それも今は昔。 早くCXが立ち直って、この区間を再開してくれることを切に祈っています。
AAのましてや国内線ファーストクラスですから、期待するものは何もありません。 幸い短い時間なので死なないように注意するだけ。

LAX-ORD@AAビジネスクラス

今回はORDからアラスカ航空(AS)を使ってアンカレッジ同日リターンを試みます。 そのための準備フライト。

ORD-ANC@ASビジネスクラス

以前はDFW-ANC@AAビジネスクラスが私の定番でしたが、例のMarried Segmentsルールのために思ったように予約が取れないため、今回はアラスカ航空便でANC同日リターンを試してみます。

【Married Segments】
出発地と目的地(O&D)の間に2つ以上のフライトセグメントが結合していることを”Married Segments”と呼びますが、このような旅程の場合は区間毎(セグメント毎)に予約するのではなく、出発地から目的地までを一括して空席照会(City Pair Availability)し、その際に予約可能なクラスにてご販売いただく必要があります。マリッジセグメントを外すことや、City Pair Availabilityによるインベントリーコントロールを回避する目的で区間毎に予約しPNRを作成することは禁止されています。
例)AA60+AA1547 NRT/DFW/CUN
AA60便をNNし、そのあとAA1547便をNNする手法はご遠慮ください。City Pair Availabilityからの販売をお願い致します。

ANC-ORD@ASビジネスクラス

それの復路ですが、ANCでの待ち時間が大きな問題。 ANC到着12:40でANC出発が22:15。 ほぼ10時間もレイオーバーがあります。 空港内で何かお仕事でもしているか? さもなければANCの町まで出て食事でもするか? それでもまだ時間が余りそうです。 その点ではDFW-ANC同日リターンの方がずっと楽で実用的です。

ORD-LAX@AAビジネスクラス

カタール航空の長距離便に乗るために再度LAXまで戻ります。

LAX-DOH@QRビジネスクラス

公式フライト時間は今回15時間45分となっていますから、昔に比べて相当に時短になっています。 空いてさえいれば旧機材の方が快適かもしれませんが、混んでいれば新しいQ-SUITEが有利です。 いろいろ言う人がいますが、私は素直にQ-SUITEはいいと思っています。 そうでなければこんな長距離フライト、ビジネスクラスなんかでは飛べません。

DOH-LHR@QRファーストクラス

久しぶりにQRのファーストクラスに搭乗します。 新型コロナ前、最後にこの区間に搭乗した時は、例の病人が出たせいでブダペスト空港に予期しない中途着陸(ダイバート)を余儀なくされました。
そのためその後のLHRでの乗り継ぎが出来なくなり、大きな被害を被りました。
でも結局のところそれは本質的な被害ではなく、かえってそのためにJL-LHRのグラウンドスタッフO嬢と知り合いになり、JLエコノミークラスのチケットを購入してマイルで事前にビジネスクラスへアップグレードするなどという技を教えてもらったりして、むしろ楽しく過ごすことができました。

何事も前向きに考えることが大切です!

DOHで1泊

たぶん上に書いた Married Segmentsルールと同じようなテクニカルな理由でカタール航空はLAX-xDOH-LHRという座席をくれませんでした。 そのため仕方なくDOHで24時間以上滞在することになりました。
最初はキャリオンバッグだけで行こうと思っていて、DOHのQRファーストクラスラウンジに滞在しようと思っていたのですが、日本のカタール航空に電話して聞いたら「ラウンジのご利用は24時間以内に限られます」なんていう木で鼻を括ったような回答。 日本のカタール航空の対応はいつもこんな感じです。 しかもその応対の感じが悪い。
ましてやAONE3などの世界一周券をカタール航空に発券をお願いすることなど決してできません。 そもそもカタール航空にはその能力がありません。
さて今回はすでに書きましたように他の事情もあって結局チェックインスーツケースを持つことにしたため、おとなしくDOHでホテルに1泊することにしました。

LHR-JFK@AAファーストクラス

LHRからの帰国用ポジショニングフライトです。 LHR-HNDが特典航空券でとれないために、苦肉の策でJFK経由という逆回りで帰国する予定です。

いくらAAでもファーストクラスなら飛行機が落ちない限り死ぬことはないでしょう。
万一LHR-HND JL44便のファーストクラス特典が落ちてきたら、これらの特典はすぐにキャンセルして直行便で帰国します。 でもその可能性はどうも少ないように思います。

JFK-HND@JLファーストクラス

すでに書きましたように先日ようやくファーストクラスが落ちてきた特典です。 これが落ちてきてくれたおかげで、私は死なずに帰国できそうです。
とはいえ中東でも戦争が始まり、北米区間をちゃんと乗り切れるかどうか? 結構微妙だったりします。
また1回目の米国入国だけでも相当に怪しい旅程なのに、数日後に再度米国に入国してニューヨークでトランジットで日本へ帰国するなんて、米国のイミグレが見逃してくれるかどうか?という不安もあります。
ひょっとしてまたぞろ別室送りになるか? 幸い乗り継ぎ時間は6時間以上あるので、別室送り上等!という感じですが。

第1希望ルート LHR-HND@JLファーストクラス

そんなわけでLHRからの帰国便は、米国なんかに立ち寄らないJL直行便が一番の希望ですが、特典航空券で取得するのは極めて困難です。

第2の保険ルート LHR-xHEL-xKIX@FYビジネスクラス-HND

これはすでに書きましたが発券済み。 第2の保険チケットとしてダブルブッキングしてあります。
LHRに到着した段階で、米国方面で何らかの問題が発生した場合は、このヘルシンキルートで帰国しようかと思っており、ギリギリまで保険をかけておこうと思っています。

特典のWebでのキャンセル期限は出発の3時間前?

ちなみにJLにキャンセル期限を聞いてみたところ、Webでのキャンセル期限は出発の3時間前まで。 それ以後の場合でも、日本まで電話をくれれば出発直前まで大丈夫、との頼もしいお言葉。 もっとも時差があるので電話をするといっても限界がありますが、今回は楽天モバイルを使っていて日本への電話は無料でできるのでちょっと心強い。

JAL国際線特典航空券、提携社特典航空券どちらの場合にも
【予約便出発の3時間前まで】取り消し、払い戻しの手続きが可能です。
なお、弊社予約センターでは便出発前まで手続きを承りますので、3時間前を過ぎた場合にはご連絡いただけますと幸いです。

クレイジーなルート

最初にも書きましたが、全くもってクレイジーなルーティングです。 これはもう旅行ではなくファーストクラスとビジネスクラスに乗るためだけの一種の修行。
まずはJLダイヤモンドに戻ることが必要なんです。本当の旅行は来年からでいいのです
無事に全区間走破して帰国することが目標、という修行旅行です。

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