2009年4月にワンワールド10周年記念10%割引を使って、オンラインツールを使って購入したAONE3です。 この年は韓国通貨ウォンの下落があったため2枚のAONE3を発券しました。 2枚目は初めてオンラインツールを使って発券してみました。
初めてオンラインツールを使って購入
さて2枚目はインターネット上のオンラインツール(https://rtw.oneworld.com/rtw/default.aspx?lang_id=ja)を使って購入しました。 ちなみに今のところ私がオンラインツールを使って発券購入したのは後にも先にもこれが最初で最後。
オンラインツール https://rtw.oneworld.com/rtw/default.aspx?lang_id=ja
ソウルQF代理店扱いに
この旅程はJLがプレートキャリアでしたが、当時JLはオンラインツールからの予約購入に対応しておらず、ソウルのQF(カンタス航空)代理店での扱いになってしまったようです。
ただしオンラインツールでの購入とはいっても、クレジットカード情報を入力しても完全にオンラインで完結するわけではなく、最終的にはリアルな代理店に回されることになることも多いようです。
実際この時もオンラインでのクレジットカード決済ができなかったようで、翌朝日本のカンタスQFオフィスから仕事場に電話が来て、パスポートとクレジットカードのコピーをソウルの代理店に送るように指示がありました。(ソウルのQF代理店からの要請)
クレジットカード決済拒絶
そのため指定されたソウルQF代理店のメールアドレスに必要な書類を送りました。 すると今度はソウルQF代理店の方から「クレジットカード決済が拒絶された」というメールが…。
この時この代理店では例によってAMEXが使えなかったので、JAL-DC-Masterカードを使っています。 限度枠(当時130万円)に問題はないはずですので、どうやらセキュリティチェックに引っかかっている様子。
そのため日本のカード会社に電話して一時的にそのセキュリティを解除してもらいます。 すると担当者が言うには「15分後に解除できます」とのこと。 今度はその旨、韓国の代理店にメールで伝えて再度トライ。 小一時間ほどして、韓国の代理店からまずは自動応答のメールでe-ticketが発券されて送られてきました。 もちろんそれに引き続き、直接代理店からも「無事に発券できた。 迅速な対応に感謝する」旨の通常メールもありました。
ちなみにこのセキュリティの解除は、その日1日の限られた時間帯に限ることもできますし、翌朝まで解除したままにしておくこともできるようです。 今回は念のために翌朝まで解除しておくようにお願いしました。
AONE3のローカルルール
ついでに例によって、いろいろと質問しておきました。
1. 座席に空きがあれば、日付・時間の変更、フライト変更は第一区間を含めて無料で可能か?
2. 座席に空きがあれば、キャリア変更も無料で可能か? たとえばAA→JLとか
3. トランジットをストップオーバーに変更するのも無料で可能か?(税金の調整はもちろん必要かも)
4. リルートして再発券する場合の手数料は125USDでいいか?
とりあえず上記のような簡単な事項を尋ねておきましたが、全部OKとのこと。 ま、具体的な話になった場合どうかはわかりませんがとりあえず安心。 あともう一点、一部区間を後ほどオープンにできるかどうかを尋ねたところ、これについては「すでに予約がすべて入っているからオープンにすることはできない」とのことでした。 ま、ダミーの予約を入れて行けばいいから、一応構いませんが。
最初の旅程
ICN-xNRT-xBKK-oNRT-xLHR-xDXB-xLHR-oVCE-oLHR-xLAX-xDFW-oSJU-xDFW-xYVR-xJFK-oNRT-ICN
アジア内のトランジット目的地をBKKにしたのは、発券当時はまだBKK路線にファーストクラスが残っていたからです。 しかしご存じの通りその後JLはBKK線からもファーストクラス撤退。 これでアジア内でファーストクラスが残るのはHKG線だけ(当時の話です)になりましたが、先日今年後半の旅程を検討していた時にJLから伺った話では、このHKG線も今年後半にはファーストクラスが無くなるかもしれないとのこと。
実際ポジショニングフライトとして確保しておく LHR-oNRT-oHKG-oNRT-LHR というJLファーストクラス特典航空券の予約でも、HKG線はとりあえずビジネスクラスでの予約になってしまいました。 寂しいことです。
70万6711円
さてAONE3チケット代金ですが、2009年4月8日決済、5月11JALカード支払い 9,450,900 KRW=70万6711円となりました。 2009年1月にAA-GSAで発券した料金が61万0469円でしたから10万円ほど高い料金になっています。
その後ルート変更
この旅程を飛ぶ時点ではすでにBKK線もSIN線もファーストクラス設定がなくなっていました。 そのためこの際目的地をBKKからSINに変更して、トランジットの間にまた四川豆花飯荘本店へでも行って、四川料理でも食べてきた方が楽しいか?ということになり、後ほど旅程を下記のように変更した次第。
ICN-xNRT-xSIN-oNRT-xLHR-xDXB-xLHR-oVCE-oLHR-xLAX-xDFW-oSJU-xDFW-xYVR-xJFK-oNRT-ICN
変更手数料
そこで先日ソウルのQF代理店のHanna Kim嬢に、上記のルーティング変更と旅程後半部分の日時変更の依頼をメールでしました。 もちろん何の問題もなく変更可能。 変更料金は下記の通り。
– Reissue fee: USD125
– New taxes: KRW 42,700
– Local service fee : KRW30,000
===> total KRW 218,300
1万7,317円でルート変更
再発券手数料は125USD。 燃油サーチャージの変更がKRW 42,700、それに加えてサービス料KRW30,000=2400円程度を徴収されるようです。 このサービス料はあくまでもローカルなルールで、全くとらないところもありますが、最近はこうした手数料を徴収する代理店が多くなってきました。 QFはBAに近いからサービス料を取る方向なのでしょう。 不確かですが、AAなら取らないかもね。 ま、この程度は仕方ない。 むしろメールのやりとりだけで、面倒な手続きをやってもらって、料金も前回と同じクレジットカード、私の場合はJAL-DC-MASTERカードにチャージして請求してくれるので実に便利。
JALカードからの請求は下記の通り。 アジア内の目的地をBKKからSINに変更するだけのことに1万7,317円を支払うのが高いと感じるか安いと感じるかは、その人次第ですね。
2010/2/16 M4005 KOREA HTT AIRLINES 3 SEOUL 1回払い 17,317 17,317 4月 218,300 KRW 0.08
カンタス代理店の住所
代理店の住所も尋ねておきました。 やはりソウルの中心地・中区にあり、南大門とかラマダホテルに近いあたりのようです。 この年は9月にも再度ソウルを訪れる予定でしたので立ち寄ってみることにしました。
カンタス航空オフィスの入るビル
こちらが入っているビル。 何せ韓国の場合、住所がハングルで書かれていれば全くの暗号にしか過ぎませんし、仮に英語で表記されていたとしても、読みと漢字がそう簡単には結びつきません。 漢字表記があれば一番いいのですが、最近通常はほとんど望めません。 したがってわかっていそうな人に聞いてみるのが一番確実です。
ご覧の通りこのビルにはQFオフィスだけでなく、南アフリカ航空、JETエアー、SAS、ベトナム航空、エアー・モルジブ、エチオピア航空、LOT、エアーチャイナ、ミャンマー航空などなどエアラインオフィスが集中しています。
カンタス航空オフィスはこのビルの15階。
カンタス航空オフィス
ここでの担当者はHanna Kim嬢。 写真左側の方です。 写真を撮る時に相当恥ずかしがっていました。 肩書きは「reservation & ticketing officer、Qantas Korea Ltd. Holiday Tours & Travel(Korea) Ltd.」となっています。 「Holiday Tours & Travel」という会社がQFのGSAになっているのかもしれません。
3人のKIM嬢
必要な変更はメールで済ませてあるのでこの時は雑談をしただけで退散。 ここのKim嬢は、1週間ほど前に観光で東京へ遊びに行っていたと言っていました。 ま、それにしても私の担当者3人(AA2人、QF1人)ともKim嬢というのは、どうにも紛らわしくて困ってしまいます。 韓国というのは一体全体どうなっているんだ?
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