昨年7月にスタートしたセイシェル発ワンワールド・エクスプロアラーファーストクラス世界一周券AONE4の2枚目のバンコク以降の旅程を変更し、さらに有効期限を2021年3月7日まで延長してもらうことに成功しました。 しかし前回書きました通り、変更してもらったはずの旅程は完全ではありませんでした。 そのため再度スリランカ航空コンタクトセンターに電話をしてもっと現実的な旅程に最終変更して、チケットを再発券することに成功しました。
確認して再発券
というわけで再度スリランカ航空コールセンター24 Hour Contact CenterにSkype電話をして、先日書きましたプランBで行くことにしました。
つまり今までの予約はすべて削除してもらった上で、
2020年11月に1週間のバンコク休養
2020年12月にHND-xLHR-xDOH-oCDG-xDOH-xLHR-JNB と飛んでAONE4を完結する
CDGでストップオーバーになっているのは、テクニカルな理由です。 ここをトランジットにもできるのですが、カタール航空のファーストクラスを利用しようとすると乗り継ぎ時間が2時間なので、ちょっと厳しい。 何かあった場合にまた先日のように乗り継げないと怖いので、敢えてCDGで1泊にしました。 どうせ空港近くのホテルでゆっくりすればいいでしょう。
さて最終的に旅程を確認した後、スリランカ航空で予約を入れた上で先方から私の方に確認の電話をくれます。
ま、こういうことがあるとやはり電話番号の一つも持っていないとダメかもしれませんねえ。 もっともブラステルなんかの電話番号でも構わないかもしれないけど。
あるいはSkype電話に電話してもらうことだって可能かもしれませんが。
来年から通常の電話番号を捨てようかと思っている私にとっては、思案のしどころです。
最終確認後メールで
30分ほどしてスリランカ航空から電話があり、旅程を最終確認。 OKでしたので、それで再発券してもらいます。 結果は今度はメールで送ってもらいます。
3つ目のeチケット番号
今回の再発券でこのチケットには3つ目のeチケット番号が付与されました。元はといえばこのAONE4は、セイシェルから東京に戻ったら残りの旅程は場合によっては捨てざるを得ないか?と覚悟をして発券したものですが、最終的には当初の有効期限を半年以上もオーバーしてずいぶんと長生きしてくれました。 これがわずか50万円余りで購入できたわけですから、本当に大バーゲンでした。
結局、すぐに諦めずに、できる限りの手を尽くして冷静にしぶとくやってみるというのが大切なことがわかります。
スリランカ航空での発券
何度もスリランカ航空の予約センターをやりとりしたおかげで、スリランカ航空のやり方がだいぶわかってきました。
諸税や燃油サーチャージを考えるとスリランカ航空をプレートキャリアとして発券するのは原油価格が高い時にはお得かもしれません。
しかしスリランカ航空の搭乗区間が一つもなければ、さすがにスリランカ航空で発券することはできないでしょう。
また仮にスリランカ航空の区間が何区間かあったとしても、最初の国際線区間でなければ、スリランカ航空直接に発券してもらえるかどうかはわかりません。
そうなると旅行代理店を通すのが一番簡単かもしれません。 ただし手数料を取られるのが癪にさわります。
英語での電話交渉が苦手でなければ
スリランカ航空で発券したり旅程変更したりするには、メールだけでは困難です。 最終的にはコールセンターに電話をして、電話で交渉する必要があります。 しかも相手はスリランカ訛り?!の強いスリランカ人。
ただでさえ難易度が高いと思われる英語での電話対応を、インド、スリランカ訛りの強い担当者と平気でやりとりできないようでは、スリランカ航空発券はおぼつきません。
よほど暇で酔狂な人間でないとこんな馬鹿げたことはできません。 こういうことが楽しいと思えるようでないと、とてもやっていられません!?
羽田発着、成田発着
もっとも今やファーストクラスのある東京発着のロンドン線もニューヨーク線もすべて羽田発着になってしまいましたから、成田から飛んでいるスリランカ航空の出番はAONExを使う場合には少なくなってしまいます。
しかしDONExを使うのであれば、ルートの工夫次第でいろいろと考えられます。 そうした場合には、スリランカ航空発券というのも後の旅程変更などのことを考えると面白いかもしれません。
今回も必要に迫られて悪戦苦闘したわけですが、その過程で大変勉強になりました。 ワンワールド・エクスプロアラーは奥が深い! 20枚以上使ってもまだまだわからないことだらけです。
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